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OBC高島戦に勝利し、スタンドにあいさつする日本新薬・田村監督(天理大)


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●9年連続の都市対抗出場を決めた、日本新薬・田村監督のお話

 (打撃について2点のみだったが)振り疲れかフライが多いのが課題。バットのヘッドが下がっているし、ヘッドが速く走るように、練習をやり直してやっていきたい。だが、(今まで)練習してきたことで、ああいう打球になったかもしれない。力強くなったし、ずっとやってきたことだ。でも、スイングよりも(チームの)信頼関係を充実し、(打撃の)ミスをカバーしていくようにしたい。試合でどう変化させていくか。1スイング1スイング、毎日の積み重ねがこういう結果につながった。

 (滝谷投手について)いつもどおりのらくらだが、ストライク先行で攻め続けろと、隙を与えないように(指示した)。ボクシングで言えば、パンチを出し続けろということだ。初回は5球連続ストライクがいって、いきなりやってくれた。それでみんな安心したし、いい立ち上がりでよかった。これまでは(エースの)田中頼みだったが、(これで)全国で戦える。点を取られるまでは代えるつもりはなかった。もちろん、田中がいてこそ、滝谷が投げれた。

 ミスを恐れず、大事な試合でよくやった。アウトになった形が大事で、紙一重の打球だった。四球を出すにせよ、何を感じて出したかでは違う。ピッチャー出身なので、振ってこられるのは嫌で、ピンチになれば追い詰められる。今日は点は取れなかったが、勝ったので十分。(8回にショートエラーがあったが)守備は前に出ろと。シングルでいけば、とは思うが、そういう姿は責めたくない。ドームに向けて、人間なので練習して(修正して)いく。ゴロを取るのでも軽い捕り方を守備練習でして、(試合では)普段どおりにやることだ。いい意味での軽さが必要だ。大事にいきすぎると、柔らかさが出ないので。

 (勝ち方に)もの足りないくらいでちょうどいいのかな。固くなると、ボールを振ったり、四球を出したり。自分一人ではないのだという気持ちが大切。藤谷(主将)にも話している。

 (監督2年目で)目標や戦い方は、基本変わらない。投手の代え時は、今年は早め早めにしてきた。積極的にやっていきたい。普段どおり。どういう打ち方とかの指示はできない。ドームでできる幸せ、喜びを噛み締めたい。結果を出そうという欲がなくなったとき、普段どおりの力が出る。

 (自己採点を記者に促されて)…投手力は…70から80点。打力は…信頼しているので、…90点。守備は悪くないし、そつなく95点。総合…85点、くらいでしょうか。技術ではなく、チームでは100点。これ以上のチームはない。仲間はいないと。それだけは自信がある。





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