●立命館・中村監督(京教大)のお話

 (7回二死二塁のチャンスで西堀君が歩かされ悔しがっていると聞いたが)あの子が歩かされる展開は考えていた。自分が打てなくてもチームが勝たないと…。今まではつないで打てたときもあったが…。

 (左の松川君が先発について)松川、中本の二人で、と外大西戦に向けてやってきた。一人では勝とうと思っていなかった。左の松川を先に、右の中本を後にすることで勝とうと、相手にプレッシャーをかけたかった。

 (松川君の制球が悪かったが)固かった。これだけで評価されたくない、もっといい部分がある。(実力の)5割も出ていないし、もっといい球を放る。(中本は)春先から調子が悪かった。(二人共)上でやってほしいし、努力次第で伸びる。

 (試合で予定と違っていたのは)前半ビハインドで後半追いつくところが、前半の早い回で追いついたのが、違っていたといえば違った。(笑)向こう(外大西)もずっと本気で戦っていたが、先制点を取られても、後半勝負と思っていた。投手陣は粘り強く投げたが、5回までに同点になって…、もっと相手を追い詰めていく展開にしたかった。(満薗君に打たれた)満塁のあの場面は2ナッシングに追い込みながら、ボールが高めに浮いた。その前に四球で塁を埋めてしまった。攻撃面でいい当たりは正面をついたし、8回の松川のピッチャーゴロをうまく捕られたり、センターのダイビングキャッチも。その前にもサードのファインプレーもあった。

 (秋は準優勝だったが)秋は怖いものなしで、勢いだけでやってきたが、夏が本当の力。マークもされる。お互いががぶり四つの結果だ。もう終わりなのか、続けさせたかった。3回戦で終わりなのは…。今日のために精一杯準備していた。この試合がターニングポイントで、勝てたら次からは1回戦のつもりで戦うつもりだった。チームとしては負けた気がしていない。

 (外大西が負けるとしたら今日の予感もしたが)そう言ってもらえれば。環境が整っていない中でうまくやれる方法を模索しながらやっている。あのようなチームとこれだけの試合ができるのだから野球は面白い。指導者になることを考えて大学(京教大)に入った。強豪校の強いのを倒していきたい、と府立工や乙訓、京都成章らの監督といつも話している。







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