京都アマチュア野球だより

試合結果、選手成績などを写真付きで紹介しています (SINCE 7.06) 著:若林千尋

甲賀健康医療専門学校・高橋、木原、藤岡選手のお話

●甲賀健康医療専門学校・高橋選手(北大津高)のお話

 チャンスで1本が出なかった。(ショートライナーがゲッツーに)悔しい。芯に当たったが、飛んだ場所が悪かった。昨日は力んだが、コーチと話をして。(2本出たが)チャンスに1本出なかったので悔しい。2本で満足ということはない。前よりもよくはなってきているだけに残念だ。高校時代は2年の夏からレギュラーで、3年春にセンバツに出た。7番ファーストで出場し、横浜に勝ったのが思い出。高校通算24発。OBCの川村選手(近江高)は1コ上。(センバツを決めた大会は橿原球場だったのでは)秋季近畿では1回戦で西城陽に勝った。 



●甲賀健康医療専門学校・木原選手(近江兄弟社高)のお話

 (大会を通して)スクイズは緊張するので。セフティ(バント)は感覚でできるから…。やりすぎで監督にもうやるなと言われた。(笑)一番バッターは塁に出ないといけないが、この2試合はノーヒットだった。それがやっぱり良くなかったかも。(ここまで来られて)鳥井さんや周りの人のおかげ。高校時代は1年春からセンターでレギュラーだった。高校通算は10本。3年夏は1回戦で伊香に2-1で負けた。完投した。(ピッチャーだったのか)1年秋でエースだったが、ひじを痛めていた。3年で復帰した。近江が強くて、2年秋は準決勝で負けた。3年夏も近江が優勝。近江には、プロに行った小熊やOBCの川村が4番で。川村もプロ注目で(心から)ほんまにやばかった。(甲子園に出たことのある選手は)高橋と主将の森川さん。森川さんは長野の創造学園大付で2年のとき出たと聞いている。 




●甲賀健康医療専門学校・藤岡選手(飛翔館高)のお話

 (打撃好調の自分をアピールできたか)アピールほどではない。(一番良かったピッチャーは)昨日の日本生命・黒田投手。一番いいと思う。岸和田出身で中学は軟式。(飛翔館を知らないが)夏はベスト16までいった。(甲賀に来たきっかけについて)中学のときから社会人野球に興味があった。高校のとき、大阪ドームで松下電器(現パナソニック)と鷲宮か富士重工(ちょっと忘れた)の試合を観て、迫力があって、社会人野球がしたくなった。でも、甲子園には出られなかったし、レベルも達していないのでここに入った。(これからの課題は)速い速球と遅い変化球などに対応できるようにしていきたい。





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甲賀健康医療専門学校・朝山コーチ、西本コーチのお話

●甲賀健康医療専門学校・朝山コーチ(大阪体育大)のお話

 つかれた。やっと終わった(という気もしてくる)。1カ月もの長丁場は初めての経験で、いいところも悪いところも出た。鳥井は本調子じゃなかった。打線はよく打っていた。細かい気配りをしっかりしないと。選手同士でポジショニングを相談するとか、ベンチからじゃなく自分たちで打開して、ゲームプランをつくっていくようにしないと。まだまだうまくなる途中なので、難しいことは言わず、キャッチボール、トスバッティングからやり直していきたい。最後は企業(チーム)に押し込まれた。序盤3回まで、四球が出てしまった。(昨日)全力疾走を怠ったり、(ここまで残ったという)チーム全体に変な満足感があって、抜いてしまった。もっと全力でやりきれる体力をつけたい。そして、…これだけに終わりたくない。満足しない。リセットしてやる。打ち勝つ野球よりも守り勝つ野球を目指していきたい。1回のセンターオーバーでも、深めにいっとけ、というそういうところの徹底さが…。練習のときから意識していかないと、こういうところでは勝てない。(10月の日本選手権予選に向けて)(JABA長野、京都大会で)パナソニックが2回優勝したことで、いつもよりも近畿枠が2つ多く8つだ。狙っていきたい。



●甲賀健康医療専門学校・西本コーチ(名古屋商科大)のお話

 まだまだ、という感じではあるが、初めての経験でもあった。それに相手の出身大学を見たらなんとも言い難い。鳥井は低目へ来るようになれば。みんなよくやったと思うが、チーム全体の底上げが必要。他力本願と言われるかもしれないが、大和高田かOBCがクラブ選手権で優勝すれば、また1つ枠が増えますね。(笑)




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甲賀健康医療専門学校・藤本監督のお話

●甲賀健康医療専門学校・藤本監督(PL学園高)のお話

 鳥井は連日の登板で疲れていたので、仕方がない。責めることもできない。ヒット数は(途中まで)変わらなかった。(割山投手は)スライダーがいい。これからだ。(チームは満身創痍だったのでは)…実際はそう。ケガ人だらけ。平良も、ショート肩痛いとか、レフト足痛いとか。(企業チームとの対戦に)日本選手権なら2次予選で当たっているのだが。1次では点が取れるが…。(近畿代表決定戦まで勝ち残り)今回は積み重ねて勝ち抜いた。あとは最後も粘りほしかった。点取れそうだったが、惜しかった。うちが負けたとしてもそれほどのことではないが、ここまでよくやった!クラブチームによく勝った。若い分、技術、体力、精神力、何にせよスタミナがない。また頑張る。





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第80回都市対抗近畿代表決定戦第二日敗者復活戦:甲賀健康医療専門学校 0-10 大阪ガス(7回コールド)

■甲賀健康医療専門学校、大阪ガスに7回コールド負け  都市対抗出場の夢破れる

★第80回都市対抗近畿代表決定戦第二日敗者復活戦:
 甲賀健康医療専門学校 0-10 大阪ガス(7回コールド)


0906028-03.jpg

大阪ガス 1回表二死一、三塁

7番DH岡田(大阪桐蔭高)が中越えに2点適時二塁打を放つ
(大阪ガス -0 甲賀健康医療専門学校)




09年06月28日(日)09:54~11:34(1:40)

@わかさスタジアム京都

<第二日第一試合>


甲賀健康医療専門学校(京滋奈2位・滋賀)

010 202 0 H5 E1

000 000 0= 0

420 020 2X=10  (7回コールド)


310 020 3X H9 E0

大阪ガス(大阪)

(甲)鳥井、津田、割山―平良
(日)山田―小野


▽二塁打:岡田、牧野、小野、山地(大)


【戦況】

 第80回都市対抗近畿地区代表決定戦第二日目第一試合(敗者復活戦)で、大阪ガスが甲賀健康医療専門学校に大差をつけて7回コールド勝ちした。大阪ガスは明日(29日)2つ目の代表の座をかけて日本生命、新日鐵広畑の敗者と対戦する。勝てば都市対抗への出場が決まる。甲賀は鳥井の連投に重い負担がのしかかり、頼みのエースが序盤で大量失点し5回でマウンドを降りた。

 大阪ガスは昨日終盤に逆転のサヨナラ押し出し四球で新日鐵広畑に敗れたが、今日は甲賀に圧勝し、明日に望みをつないだ。

 大阪ガスは1回、1番荒川が左前打で出塁すると、2番岩本の四球、3番田中の犠打で一死二、三塁とした。続く4番牧野の四球で満塁とし、5番小野の遊ゴロ、併殺崩れの間に1点を先制。6番山地の中前のポトリと落ちる適時打、7番DH岡田の中越え2点適時二塁打で初回に計4点を先制した。

 2回は二死二、三塁で4番牧野が左前適時打。レフトからの中継をサードが一塁悪送球し、計2点。

 5回は先頭の3番田中の四球。4番牧野の右越え二塁打で無死二、三塁とすると、5番小野の左前適時打。6番山地の二ゴロ、4-6-3のダブルプレー成立の間に1点を追加した。

 7回は一死から4番牧野の右前打、5番小野の左中間適時二塁打、6番山地の右翼線適時二塁打で計2点を挙げて7点差としコールド勝ちした。

 甲賀は大阪ガス先発の山田から5安打したものの、チャンスで1本が出ず7回を完封された。先発の鳥井はこれまでの連投から来る疲れと大阪ガスの強力打線の前に力尽きた。しかし、鳥井がいなければ近畿代表決定戦に来ることもなく終っていただろう。鳥井に次ぐ2番目のエースが出てくることを祈るばかりだ。


 



甲賀健康医療専門学校

9  木 原  3-0   (近江兄弟社高)
6  松 井  3-1   (上野工高)
8  藤 岡  3-1   (飛翔館高)
D  高 橋  3-2   (北大津高)
7  湯 浅  2-1   (大塚高)
4   谷   3-0   (水口高)
5  勝間一  3-0   (益田東高)
3  納 谷  2-0   (出雲北陵高)
2  平 良  2-0   (宮古高)
P  鳥 井        (和歌山高)
 P 津 田        (清翔高)
 P 割 山        (甲南高)


大阪ガス

9  荒 川  3-1   (亜細亜大)
6  岩 本  2-0   (平安高)
4  田 中  2-0   (東北福祉大)
8  牧 野  3-3-2 (近畿大)
2  小 野  4-2-3 (福岡大大濠高)
7  山 地  4-2-3 (関西大)
D  岡 田  1-1-2 (大阪桐蔭高)
5  小 倉  3-0   (鹿児島実業高)
3  田 辺  2-0   (東洋大姫路高)
P  山 田        (神戸学院大)





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甲賀健康医療専門学校・藤岡選手、谷選手のお話

●甲賀健康医療専門学校・藤岡選手(飛翔館高)のお話(京滋奈予選から初めてノーヒットに)

 (黒田投手について)内のスライダーにやられた。コントロールが良く、ボールが切れてた。それにやられた。



●甲賀健康医療専門学校・谷選手(水口高)のお話(黒田投手から右前2安打)

 1打席目は外、2打席目は真ん中。自分の思ったバッティングをしようと思っただけ。(エラーもあったが)腰の状態もあって…。


 



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甲賀健康医療専門学校・朝山コーチのお話

●甲賀健康医療専門学校・朝山コーチ(大阪体育大)のお話

 初回に決まった。勝つとしたら前半は0-0くらいでないと厳しい。それよりも思い切り走らなかったり…、変な意味での学生らしさが出た。反省しないと。気じゃなく手を抜いたらダメ。一塁手前での失速もあったし…。こういう舞台で、日本生命さんと戦っている。一生懸命やらないと…。(森川主将が大阪ガスでもやれると言っているが)そう言っているのならそうだろう。明日は信じて気合い入れていく。






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甲賀健康医療専門学校・森川主将のお話

●甲賀健康医療専門学校・森川主将(創造学園大付高)のお話

 他よりも守りが堅く、スピーディーで全部圧倒された。日本新薬の方がバッティングがすごいと思うが、畳み掛けてくる攻撃は見事だった。(左翼線の二塁打が多かったが)外野が深かったので…、走塁もうまかった。ゲッツー取れなかったことが痛い。打ち取っている打球が…、鳥井は頑張っていた。らしいピッチングだったと思う。(明日の大阪ガスとの対戦に)去年練習試合で二度対戦がある。都市対抗前の6月は0-3、選手権前の8月は3-10で敗れている。でも、やれそうな気もする。





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甲賀健康医療専門学校・藤本監督のお話

●甲賀健康医療専門学校・藤本監督(PL学園高)のお話

 強いチームにあんな立ち上がりでは勝ち目ない。でも鳥井(投手)は前半良かった!今日のボールが(最近で)一番良かった。球速くて、(高めに)浮かなくて。初回に見事に取られているのは、いつも通りだったけれども。(苦笑)エラー、ダブルプレーのミス痛かったが…、明日に生かそう。(日本生命は)新薬ほどの長打力ないと思ってたが。(黒田投手について)立命大の時より、コントロール良かった。そのときは若々しさがあまり感じないピッチングだったと記憶しているが…。まあ、奇跡起きるとしたら明日だ。






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第80回都市対抗近畿代表決定戦第一日:甲賀健康医療専門学校 0-10 日本生命(7回コールド)

■甲賀健康医療専門学校、日本生命に7回コールド負け  3安打、打線沈黙

★第80回都市対抗近畿代表決定戦第一日:甲賀健康医療専門学校 0-10 日本生命(7回コールド)

0906027-06.jpg

日本生命 6回裏無死二塁

4番多井(法政大)が左越えに適時二塁打を放つ
(甲賀健康医療専門学校 0-10 日本生命)



09年06月27日(土)13:34~15:24(1:50)

@わかさスタジアム京都

<第一日第二試合>


甲賀健康医療専門学校(京滋奈2位・滋賀)

010 010 1 H 3 E4

000 000 0= 0

200 431 ×=10  (7回コールド)


201 612 × H12 E0

日本生命(大阪)

(甲)鳥井、割山、森下、山崎―平良
(日)黒田―佐久間


▽二塁打:高橋2、山本、長畑、多井(日)


【戦況】

 第80回都市対抗近畿地区代表決定戦第一日目第二試合で、日本生命が甲賀健康医療専門学校に大差をつけて7回コールド勝ちした。日本生命は明日(28日)代表の座をかけて新日鐵広畑と対戦する。勝てば都市対抗への出場が決まる。

 日本生命は1回、5番佐々木の右前2点適時打で先制。4回には7番田中の右前適時打、8番佐久間の2点適時打、2番山本の適時二塁打で4点を追加すると、5回にも8番佐久間、9番岩下の連続押し出し四球と敵失で3点。6回は4番多井の左越え適時二塁打でついに10点差とし、7回コールド勝ちを決めた。甲賀は頼みの先発鳥井が4回途中で降板し、守備も4失策と乱れた。打線はわずか3安打。企業強豪チームに格の違いを見せつけられた。




甲賀健康医療専門学校

9  木 原  3-0   (近江兄弟社高)
6  松 井  3-0   (上野工高)
8  藤 岡  2-0   (飛翔館高)
D  高 橋  3-0   (北大津高)
7  湯 浅  3-1   (大塚高)
4   谷   2-2   (水口高)
 4 増 山  1-0   (綾羽高)
5  勝間一  2-0   (益田東高)
3  納 谷  2-0   (出雲北陵高)
2  平 良  2-0   (宮古高)
P  鳥 井        (和歌山高)
 P 割 山        (甲南高)
 P 森 下        (石部高)
 P 山 崎        (美方高)


日本生命

8  佐々木正 4-2   (亜細亜大)
5  山 本  4-2-1 (東洋大)
D  石 田  3-0   (立教大)
 H 長 畑  1-1   (日体大)
 R 末 澤  0-0   (亜細亜大)
3  多 井  4-2-1 (法政大)
7  佐々木勇 3-1-2 (法政大)
 H9松 本  1-0   (関東学院大)
97 高 橋  4-2   (東海大)
4  田 中  3-1-1 (明治大)
2  佐久間  3-1-3 (近畿大)
6  岩 下  2-0-1 (龍谷大)
P  黒 田        (立命館大)





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第80回都市対抗近畿代表決定戦第一日:大阪ガス 5-6X 新日鐵広畑

■新日鐵広畑、大阪ガスにサヨナラ押し出し  終盤に大逆転

★第80回都市対抗近畿代表決定戦第一日:大阪ガス 5-6X 新日鐵広畑

090627-01.jpg

新日鐵広畑 9回裏二死満塁

9番豊田が押し出し四球を選び、サヨナラ勝ちする
(大阪ガス 5-6X 新日鐵広畑




●新日鐵広畑・西雄監督(生光学園高)のお話

 ベストメンバーでないが、いい状態でいけた。(大阪ガスの継投策に)ピッチャーを代えてきたのでラッキーだった。逆転勝ちできたのは選手のおかげだ。(次の対戦について)明日決めたい。うちの野球をしたい。守って守って、つないでつないでやっていく。




09年06月27日(土)09:55~12:55(3:00)

@わかさスタジアム京都

<第一日第一試合>


大阪ガス(大阪)

020 220 301 H10 E2

000 210 200=5

000 000 033X=6


002 010 331X H10 E1

新日鐵広畑(兵庫)

(大)坂本、宮川、館山、梶野、山田―小野
(新)梶本、池田―石原、島内


▽二塁打:田中、小野(大)


【戦況】

 第80回都市対抗近畿地区代表決定戦が開幕。第一日第一試合で新日鐵広畑が大阪ガスを9回逆転サヨナラで下し、1勝した。第二試合の日本生命と甲賀健康医療専門学校の勝者と明日(28日)、代表の座をかけて対戦する。勝てば都市対抗への出場が決まる。

 5点差を追う広畑は8回二死満塁で代打・狩場が右前適時打、9番豊田が中前2点適時打を放ち2点差とすると、9回一死満塁から6番DH久保田が中前2点適時打を放ち同点に追いつく。二死満塁で9番豊田がカウント1-3から押し出し四球を選んでサヨナラ勝ちした。大阪ガスは終盤の小刻みな継投が裏目となり痛い敗戦を喫した。 




大阪ガス

9  荒 川  4-1-1 (亜細亜大)
 H 川 瀬  1-0   (長崎日大高)
 5 近 藤  0-0   (育英高)
6  岩 本  3-1   (平安高)
4  田 中  4-1   (東北福祉大)
8  牧 野  4-2   (近畿大)
2  小 野  2-1-1 (福岡大大濠高)
79 山 地  3-2-1 (関西大)
D  岡 田  3-1-1 (大阪桐蔭高)
5  小 倉  2-1   (鹿児島実業高)
 H7藤 原  1-0   (立命館大)
3  田 辺  3-0-1 (東洋大姫路高)
P  坂 本        (瀬戸内高)
 P 宮 川        (日本文理大)
 P 建 山        (上宮高)
 P 梶 野        (北九州市立大)
 P 山 田        (神戸学院大)


新日鐵広畑

4  若 山  3-0   (愛知学院大)
5  米 田  4-0   (熊本工業高)
6  大久保  4-0   (近畿大)
8  大 嶋  3-0   (佛教大)
3  入 江  4-0   (九州東海大)
D  久保田  5-2-2 (九州共立大)
7  中 川  3-1   (大阪商業大)
2  石 原  3-3   (福山大)
 H 狩 場  1-1-1 (熊本工業高)
 2 島 内  1-0   (佐賀学園高)
9  豊 田  3-3-3 (福山大)
P  梶 本        (姫路工業高)
 P 池 田        (愛知学院大)






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第16回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦:7月5日(日)の結果

阪神大学野球リーグ、2年ぶり3度目の優勝

★第16回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦:組み合わせ

@わかさスタジアム京都

・7月3日(金)

▼1回戦

 13:00  近畿学生 0―13 関西学生


7月4日(土)

▼準決勝

 10:00  京滋大学 3―4X 阪神大学(延長10回)

 13:00  関西学生(不戦勝) ― 関西六大学(辞退)<中止>

※野球部以外の龍大寮生やその関係者の中に新型インフルエンザに感染している者が2名発見され、やもえず緊急事態の処置として関西六大学野球連盟が出場を辞退した。



7月5日(日)

▼決勝
 
 13:00 ←審判講習会延長
 13:30  阪神大学 4―3 関西学生



・7月6日(月) 予備日





【出場選手一覧】

関西学生

榎本保監督監督(近大)

▽投手 

武内仁志、中後悠平(近大)、藤井貴之(同大)、北岡繁一(立命)、宮崎啓佑、樫岡徹(関学)、秋本達也(関大)、水木康介(京大)

▽捕手 

国本剛志(近大)、小林誠司(同大)、新田有規(立命)、永松泰典(関大)、表大地(京大)

▽内野手 

荒木貴裕、岡沢一生(近大)、黒木一有(同大)、柳田一喜上内辰哉(立命)、萩原圭悟(関学)、小林龍之介、山田晃平(関大)

▽外野手 

藤川俊介、溝端忠(近大)、三谷頼弘松原匡志生島峰至(同大)、津川晃福田泰平(立命)、檪浦大亮(関学)、沢井秀隆(京大)


関西六大学

椹木寛監督(龍大)

▽投手 

姫野浩次吉原純平松岡裕也(龍大)、小林寛(大院大)、岸本将宏、酒井大輝(神院大)、中尾有宏(大商大)、高木陽輔(大経大)、駒谷謙(京産大)

▽捕手

橋間勇人(龍大)、藤本洋士(神院大)、山村裕也(大商大)、小野透(大経大)

▽内野手 

兼重誠司衣笠宗法中井浩祐上羽清継(龍大)、明田直道(大院大)、前田翔吾(神院大)、丸毛謙一(大経大)、井原右策松本翔伍(京産大)、中村征貴(大経大)

▽外野手 

加藤辰祐(龍大)、米倉佑哉、寺田知弘(大院大)、下田竜太郎(神院大)、藤本昭彦、宗雪将司(大商大)、阪上直也(大経大)


京滋大学

宍戸光正監督(佛大)

▽投手 

三宅悠、上森和輝、大野雄大(佛大)、上田真也、竹中大樹(びわこ成蹊大)、近藤俊樹(京園大)、稲葉尚輝(大谷大)、秋山翔(花園大)

▽捕手 

平岩浩範(佛大)、植村友彦(京園大)、藤川圭市(大谷大)、田中息吹貴(京都創成大)

▽内野手 

東修介、池本大輔、中村圭佑、内山昂樹(佛大)、倉田将司(びわこ成蹊大)、児玉浩武(京園大)、新井僚平、吉岡晋平(大谷大)、杉山学(花園大)、本所丈斉(京都創成大)

▽外野手 

東太城、西田修二(佛大)、野口勝道、後藤翔太(京園大)、五十川英洋(花園大)、上柿陽一朗、島田奈生也(京都創成大)

第16回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦:7月4日(土)の結果

★第16回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦:組み合わせ

@わかさスタジアム京都

・7月3日(金)

▼1回戦

 13:00  近畿学生 0―13 関西学生


7月4日(土)

▼準決勝

 10:00  京滋大学 3―4X 阪神大学(延長10回)

 13:00  関西学生(不戦勝) ― 関西六大学(辞退)<中止>

※野球部以外の龍大寮生やその関係者の中に新型インフルエンザに感染している者が2名発見され、やもえず緊急事態の処置として関西六大学野球連盟が出場を辞退した。



7月5日(日)

▼決勝
 
 13:00  阪神大学 ― 関西学生



・7月6日(月) 予備日





【出場選手一覧】

関西学生

榎本保監督監督(近大)

▽投手 

武内仁志、中後悠平(近大)、藤井貴之(同大)、北岡繁一(立命)、宮崎啓佑、樫岡徹(関学)、秋本達也(関大)、水木康介(京大)

▽捕手 

国本剛志(近大)、小林誠司(同大)、新田有規(立命)、永松泰典(関大)、表大地(京大)

▽内野手 

荒木貴裕、岡沢一生(近大)、黒木一有(同大)、柳田一喜上内辰哉(立命)、萩原圭悟(関学)、小林龍之介、山田晃平(関大)

▽外野手 

藤川俊介、溝端忠(近大)、三谷頼弘松原匡志生島峰至(同大)、津川晃福田泰平(立命)、檪浦大亮(関学)、沢井秀隆(京大)


関西六大学

椹木寛監督(龍大)

▽投手 

姫野浩次吉原純平松岡裕也(龍大)、小林寛(大院大)、岸本将宏、酒井大輝(神院大)、中尾有宏(大商大)、高木陽輔(大経大)、駒谷謙(京産大)

▽捕手

橋間勇人(龍大)、藤本洋士(神院大)、山村裕也(大商大)、小野透(大経大)

▽内野手 

兼重誠司衣笠宗法中井浩祐上羽清継(龍大)、明田直道(大院大)、前田翔吾(神院大)、丸毛謙一(大経大)、井原右策松本翔伍(京産大)、中村征貴(大経大)

▽外野手 

加藤辰祐(龍大)、米倉佑哉、寺田知弘(大院大)、下田竜太郎(神院大)、藤本昭彦、宗雪将司(大商大)、阪上直也(大経大)


京滋大学

宍戸光正監督(佛大)

▽投手 

三宅悠、上森和輝、大野雄大(佛大)、上田真也、竹中大樹(びわこ成蹊大)、近藤俊樹(京園大)、稲葉尚輝(大谷大)、秋山翔(花園大)

▽捕手 

平岩浩範(佛大)、植村友彦(京園大)、藤川圭市(大谷大)、田中息吹貴(京都創成大)

▽内野手 

東修介、池本大輔、中村圭佑、内山昂樹(佛大)、倉田将司(びわこ成蹊大)、児玉浩武(京園大)、新井僚平、吉岡晋平(大谷大)、杉山学(花園大)、本所丈斉(京都創成大)

▽外野手 

東太城、西田修二(佛大)、野口勝道、後藤翔太(京園大)、五十川英洋(花園大)、上柿陽一朗、島田奈生也(京都創成大)

<速報>関西学生・萩原圭悟(関学大)5打数4安打2打点

関学大・萩原圭悟選手(藤森中-大阪桐蔭高) 5打数4安打2打点

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関西学生 2回一死一塁 カウント2-1 右中間三塁打 打点1


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関西学生 4回二死一塁 カウント0-2 中越二塁打


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関西学生 6回無死 カウント2-2 左前打


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関西学生 7回一死 カウント2-0 遊ゴロ


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関西学生 8回二死一、二塁 カウント0-1 中前打 打点1


 今日はじめて萩原選手を見てびっくりした。打球が速くて飛ぶ。なおかつ、力みがなく軽く振っているように見える力強いスイングで打球音もでかい。ぶれないし、腰の回転もスムーズ。こんな打ち方をしている、できる人はそういないと思う。やや物足りないくらい力が入っていないような。でも全神経がバットに当たる瞬間だけに注がれている振り方だ。「これはすごい!」という感じだ。とても1年生とは思えない精悍な顔つき。ベンチ前で素振りをしている時から何かが違うという印象。インタビューの受け答えもとても大学1年生に見えない落ち着きぶり。この試合、チームでは6番を打つが4番を打たないほうが不思議なくらいの貫禄すら感じさせられた。10日後に控える、第37回日米大学選手権(7月12日開幕、国内各地)の代表22人に選ばれただけあって、マスコミは当然放っておかないし。試合後も7、8人には囲まれていた。一応僕もこのときを逃すと何なので、あいさつだけさせていただいたが、なぜ関学大なの?大阪桐蔭時代には3年夏甲子園で優勝。3試合連続本塁打15打点(大会新)と暴れまくったのは去年のこと。僕との共通点(知り合い)もないなあ、と困っていたら、そういえば、京都・藤森中出身だということを帰りに思い出した。ちゃんと言っておけばよかった。はて、高校時代に甲子園優勝経験のある京都出身の内野手は、片岡氏(PL学園-同志社大、久御山町出身)以来じゃなかろうか。一塁、三塁を守る右投げ左打ちも共通点。三塁の守備やスローイングに不安があるようだったが、そんなに悪いとも思えない。ということで、萩原選手もこのブログでは取り上げていく方針とする。でも、関学大って。同志社大か立命館大にしてくれよ!と愚痴りたくもなってしまう逸材。1回バッティングしてるところを生で観てほしい。ちょっと強烈なインパクトがあります。ドラフトが3年後ということだが、その頃ものすごい打者になっている可能性は大いにある。滋賀・近江にいた伊奈を連想したりもしたが…。木製の打球では比較もできない。もちろん、萩原選手の方が伸びしろがあるとみた。だから、京都出身ということで応援したくもなるもんだ。今日はあと本塁打が出ればサイクル安打だった。惜しい。本当に打ちそうな感じがした。明日も京都で観られるのは幸運というしかない。



http://sns.nikkansports.com/communities/472/entries/show/70417

http://www.asahi.com/sports/column/TKY200904040109.html

http://www.nikkansports.com/baseball/amateur/news/f-bb-tp3-20090418-484582.html

http://www.kyoto-np.co.jp/kp/sport/mandara/c_baseball/ba141.html

http://www.kg-baseball.sakura.ne.jp/member/i/hagihara.html





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第16回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦:7月3日(金)の結果

★第16回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦:組み合わせ

@わかさスタジアム京都

7月3日(金)

▼1回戦

 13:00  近畿学生 0―13 関西学生


7月4日(土)

▼準決勝

 10:00  京滋大学 ― 阪神大学

 13:00  関西学生 ― 関西六大学


7月5日(日)

▼決勝
 
 13:00  {京滋大学―阪神大学}の勝者 ― {関西学生関西六大学}の勝者


・7月6日(月) 予備日





【出場選手一覧】

関西学生

榎本保監督監督(近大)

▽投手 

武内仁志、中後悠平(近大)、藤井貴之(同大)、北岡繁一(立命)、宮崎啓佑、樫岡徹(関学)、秋本達也(関大)、水木康介(京大)

▽捕手 

国本剛志(近大)、小林誠司(同大)、新田有規(立命)、永松泰典(関大)、表大地(京大)

▽内野手 

荒木貴裕、岡沢一生(近大)、黒木一有(同大)、柳田一喜上内辰哉(立命)、萩原圭悟(関学)、小林龍之介、山田晃平(関大)

▽外野手 

藤川俊介、溝端忠(近大)、三谷頼弘松原匡志生島峰至(同大)、津川晃福田泰平(立命)、檪浦大亮(関学)、沢井秀隆(京大)


関西六大学

椹木寛監督(龍大)

▽投手 

姫野浩次吉原純平松岡裕也(龍大)、小林寛(大院大)、岸本将宏、酒井大輝(神院大)、中尾有宏(大商大)、高木陽輔(大経大)、駒谷謙(京産大)

▽捕手

橋間勇人(龍大)、藤本洋士(神院大)、山村裕也(大商大)、小野透(大経大)

▽内野手 

兼重誠司衣笠宗法中井浩祐上羽清継(龍大)、明田直道(大院大)、前田翔吾(神院大)、丸毛謙一(大経大)、井原右策松本翔伍(京産大)、中村征貴(大経大)

▽外野手 

加藤辰祐(龍大)、米倉佑哉、寺田知弘(大院大)、下田竜太郎(神院大)、藤本昭彦、宗雪将司(大商大)、阪上直也(大経大)


京滋大学

宍戸光正監督(佛大)

▽投手 

三宅悠、上森和輝、大野雄大(佛大)、上田真也、竹中大樹(びわこ成蹊大)、近藤俊樹(京園大)、稲葉尚輝(大谷大)、秋山翔(花園大)

▽捕手 

平岩浩範(佛大)、植村友彦(京園大)、藤川圭市(大谷大)、田中息吹貴(京都創成大)

▽内野手 

東修介、池本大輔、中村圭佑、内山昂樹(佛大)、倉田将司(びわこ成蹊大)、児玉浩武(京園大)、新井僚平、吉岡晋平(大谷大)、杉山学(花園大)、本所丈斉(京都創成大)

▽外野手 

東太城、西田修二(佛大)、野口勝道、後藤翔太(京園大)、五十川英洋(花園大)、上柿陽一朗、島田奈生也(京都創成大)

しばらくお待ちください!

第80回都市対抗代表決定戦(6月27日~29日@わかさスタジアム京都)の27日、28日分(29日観戦できず)を観戦しましたが、

「第16回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦」@わかさスタジアム京都

までに間に合いませんでしたので、ご了承ください。

なお、遅れている分は来週に短めにまとめて公開させていただきます。

第16回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦:組み合わせ

★第16回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦:組み合わせ

@わかさスタジアム京都

7月3日(金)

▼1回戦

 13:00  近畿学生 ― 関西学生


7月4日(土)

▼準決勝

 10:00  京滋大学 ― 阪神大学

 13:00  {近畿学生―関西学生}の勝者 ― 関西六大学


・7月5日(日)

▼決勝
 
 13:00  {京滋大学―阪神大学}の勝者 ― 〈{近畿学生―関西学生}の勝者―関西六大学〉の勝者


・7月6日(月) 予備日





【出場選手一覧】

関西学生

榎本保監督監督(近大)

▽投手 

武内仁志、中後悠平(近大)、藤井貴之(同大)、北岡繁一(立命)、宮崎啓佑、樫岡徹(関学)、秋本達也(関大)、水木康介(京大)

▽捕手 

国本剛志(近大)、小林誠司(同大)、新田有規(立命)、永松泰典(関大)、表大地(京大)

▽内野手 

荒木貴裕、岡沢一生(近大)、黒木一有(同大)、柳田一喜上内辰哉(立命)、萩原圭悟(関学)、小林龍之介、山田晃平(関大)

▽外野手 

藤川俊介、溝端忠(近大)、三谷頼弘松原匡志生島峰至(同大)、津川晃福田泰平(立命)、檪浦大亮(関学)、沢井秀隆(京大)


関西六大学

椹木寛監督(龍大)

▽投手 

姫野浩次吉原純平松岡裕也(龍大)、小林寛(大院大)、岸本将宏、酒井大輝(神院大)、中尾有宏(大商大)、高木陽輔(大経大)、駒谷謙(京産大)

▽捕手

橋間勇人(龍大)、藤本洋士(神院大)、山村裕也(大商大)、小野透(大経大)

▽内野手 

兼重誠司衣笠宗法中井浩祐上羽清継(龍大)、明田直道(大院大)、前田翔吾(神院大)、丸毛謙一(大経大)、井原右策松本翔伍(京産大)、中村征貴(大経大)

▽外野手 

加藤辰祐(龍大)、米倉佑哉、寺田知弘(大院大)、下田竜太郎(神院大)、藤本昭彦、宗雪将司(大商大)、阪上直也(大経大)


京滋大学

宍戸光正監督(佛大)

▽投手 

三宅悠、上森和輝、大野雄大(佛大)、上田真也、竹中大樹(びわこ成蹊大)、近藤俊樹(京園大)、稲葉尚輝(大谷大)、秋山翔(花園大)

▽捕手 

平岩浩範(佛大)、植村友彦(京園大)、藤川圭市(大谷大)、田中息吹貴(京都創成大)

▽内野手 

東修介、池本大輔、中村圭佑、内山昂樹(佛大)、倉田将司(びわこ成蹊大)、児玉浩武(京園大)、新井僚平、吉岡晋平(大谷大)、杉山学(花園大)、本所丈斉(京都創成大)

▽外野手 

東太城、西田修二(佛大)、野口勝道、後藤翔太(京園大)、五十川英洋(花園大)、上柿陽一朗、島田奈生也(京都創成大)

日本新薬 2-0 OBC高島(写真)

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OBC高島 0-2 日本新薬(写真)

OBC高島は無得点でしたので、写真はありません。

甲賀健康医療専門学校 5X-4 ミキハウスREDS(写真)

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ミキハウスREDS 4-5X 甲賀健康医療専門学校(写真)

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日本新薬・松下コーチ兼捕手のお話

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●日本新薬・松下コーチ兼捕手(東亜大)のお話

 目先のプレーじゃなくて、過程を踏んで、共有して、みんなでやろうと。やっと技術にいけるようになった。去年の絆(きずな)が、土台が固まった。そこに上乗せしていこうと、少しずつできてきている。選手から発信して、監督から選手へ、最低限やってもらうことを伝えて、話し合う。監督の説明には根拠があり、僕も聞きやすい。こういうことがあるからと、サインも出しやすい。監督と準備をして方向さえあえば…。パイプ的役割のようなものだ。魂的にものを伝達し、笑顔で送り出すこと。信じ切れない選手はいない。大丈夫、と元気出した。(コーチになった経緯に)田村監督からコーチになってくれと言われた。二人三脚とは言わないが、みんなで。会社として必要とされるようにやっている。





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日本新薬・保田選手のお話

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日本新薬 4回裏一死

7番保田がライト前ヒットを放つ



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OBC高島 8回表二死

3番浅野の打球を後ろに逸らしてしまった日本新薬・ショート保田

→ピンボケしてしまいました。。。エラーするなんて思ってないので。。。


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OBC高島 9回裏一死一塁

3―6―1のダブルプレーを狙う日本新薬・保田




●日本新薬・保田選手のお話

 自分だけじゃなく、チームが一つになっていい経験ができた。(打撃について)練習量が…。若い子には負けられないということが、いい結果につながっている。チームのムードもいい。監督やコーチ、(同期の)藤谷、田中をサポートできるのは、自分や上の人間だから。エラーの写真は載せないでくださいね。(←ピンぼけしました。。。)(互いに笑) (…でも、載せます。めったにないし。(笑))






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最高殊勲選手賞を受賞した、日本新薬・滝谷投手のお話

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●日本新薬・滝谷投手(近畿大)のお話<最高殊勲選手賞受賞>

 (代えるつもりはないと監督は言ったが)バッターに向かってストライクが先行した。押していけと。持ち味だと思う。(5、6球連続、打者2人にストライクが入り)あれで手ごたえあった。コントロールはいい方だと思うが。(1年目だが)全体(練習)後、個人で自主的に練習する。目つきが違う。先輩に負けていられない。(エースの)田中さんがいてこそ安心感があり、バックを信頼して投げた。力尽きるまで、次は任せる気持ちで。(ドームは)大舞台が好き。思い切って投げて、注目を浴びるようにしたい。(変化球は)ツーシーム、縦スラ、シンカーというか(自分は左なので)スクリュー。フライ多かったが、スライダーを見せて、ストレートを投げた結果だ。まだ余裕があった。智弁和歌山高から近畿大だ。(社会人野球になって)先輩も色んなことをアドバイスしてくれる。具体的に(立ち上がりの)入り方や調整の仕方を指導してもらっている。大学では自由に自分で考えてやっていた。(社会人のベテラン選手は)色々教えてくれて、先輩の後ろ姿を見て勉強している。(カットボールも投げているのか)実際は…横スラもある。カットでもいいわ、となったりならなかったり。強く切るとき、切らないときがある。(OBC高島打線について、左打者に右の代打を送らなかったり、送りバントしなかったことに)簡単に、楽に抑えられた部分がある。ラッキーだった。9回のあの場面でバントをやられていたら…。気持ち切らさずいけた。





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打撃賞を受賞した、日本新薬・藤谷主将のお話

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●日本新薬・藤谷主将(亜細亜大)のお話<打撃賞受賞>

 (4番で全2打点を挙げる活躍に)ミスを恐れず、三振してもいいくらいの気持ちで。意識づけ、練習どおり。今年チームは冬から振り込んで、(あえて)長打狙いを徹底している。三振しても増えてもいいからと、打力を課題にしてきた。1番から9番まで振ったら、相手が嫌がる。(都市対抗はドームで3年連続初戦敗退だが)長打(力)で負けている試合。紙一重で、状況に応じて、ホームラン狙えて。スイングするのが大事。振り込みは右打者はレフトポール際に、左はライトポール際にまっすぐに飛ぶように、切れないように放り込む練習だ。ドライブする打球ではない。冬から春にかけて、シーズンに入ってからは個人で調整している。基本引っ張る形で、手ごたえを感じている。フライアウトはちょっとしたタイミングだ。若手の伸びに刺激され、無茶苦茶頑張っている。おっさんも負けずにやっている。目標は春先からやってきたことで、スイングでどんだけ戦えるかだ。力を出し切って勝ちたい。勝つことよりも、こだわるよりも自分たちの野球をしたい。





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9年連続の都市対抗出場を決めた、日本新薬・田村監督のお話

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OBC高島戦に勝利し、スタンドにあいさつする日本新薬・田村監督(天理大)


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●9年連続の都市対抗出場を決めた、日本新薬・田村監督のお話

 (打撃について2点のみだったが)振り疲れかフライが多いのが課題。バットのヘッドが下がっているし、ヘッドが速く走るように、練習をやり直してやっていきたい。だが、(今まで)練習してきたことで、ああいう打球になったかもしれない。力強くなったし、ずっとやってきたことだ。でも、スイングよりも(チームの)信頼関係を充実し、(打撃の)ミスをカバーしていくようにしたい。試合でどう変化させていくか。1スイング1スイング、毎日の積み重ねがこういう結果につながった。

 (滝谷投手について)いつもどおりのらくらだが、ストライク先行で攻め続けろと、隙を与えないように(指示した)。ボクシングで言えば、パンチを出し続けろということだ。初回は5球連続ストライクがいって、いきなりやってくれた。それでみんな安心したし、いい立ち上がりでよかった。これまでは(エースの)田中頼みだったが、(これで)全国で戦える。点を取られるまでは代えるつもりはなかった。もちろん、田中がいてこそ、滝谷が投げれた。

 ミスを恐れず、大事な試合でよくやった。アウトになった形が大事で、紙一重の打球だった。四球を出すにせよ、何を感じて出したかでは違う。ピッチャー出身なので、振ってこられるのは嫌で、ピンチになれば追い詰められる。今日は点は取れなかったが、勝ったので十分。(8回にショートエラーがあったが)守備は前に出ろと。シングルでいけば、とは思うが、そういう姿は責めたくない。ドームに向けて、人間なので練習して(修正して)いく。ゴロを取るのでも軽い捕り方を守備練習でして、(試合では)普段どおりにやることだ。いい意味での軽さが必要だ。大事にいきすぎると、柔らかさが出ないので。

 (勝ち方に)もの足りないくらいでちょうどいいのかな。固くなると、ボールを振ったり、四球を出したり。自分一人ではないのだという気持ちが大切。藤谷(主将)にも話している。

 (監督2年目で)目標や戦い方は、基本変わらない。投手の代え時は、今年は早め早めにしてきた。積極的にやっていきたい。普段どおり。どういう打ち方とかの指示はできない。ドームでできる幸せ、喜びを噛み締めたい。結果を出そうという欲がなくなったとき、普段どおりの力が出る。

 (自己採点を記者に促されて)…投手力は…70から80点。打力は…信頼しているので、…90点。守備は悪くないし、そつなく95点。総合…85点、くらいでしょうか。技術ではなく、チームでは100点。これ以上のチームはない。仲間はいないと。それだけは自信がある。





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第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:OBC高島 0-2 日本新薬(その1)

日本新薬、3戦全勝で9年連続都市対抗へ  新人・滝谷5安打完封勝利

★第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:OBC高島 0-2 日本新薬

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日本新薬 1回裏二死二塁

4番藤谷が中前に適時打を放ち先制する
(OBC高島 0- 日本新薬)



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日本新薬 3回裏一死満塁

4番藤谷の中犠飛で三走・松本が生還する
(OBC高島 0- 日本新薬)




09年06月21日(日)15:02~17:17(2:15)

@わかさスタジアム京都

<第三日第二試合> ※グラウンドコンディション不良で2時間遅れで試合開始


OBC高島

001 001 012 H5 E0

000 000 000=0

101 000 00×=2


200 100 10× H4 E1

日本新薬

(O)川原―國友
(日)滝谷―堂前


▽二塁打:箸尾谷(日)


【戦況】

 2次予選決勝リーグ最終日第二試合。日本新薬がOBC高島を2-0で下して、3勝目を挙げた。結果、日本新薬が第1代表となり、8月21日に東京ドームで開幕する、第80回都市対抗野球大会への出場が決定した。また、OBC高島が1勝2敗となったことで、2勝1敗の甲賀健康医療専門学校は2位となり、近畿地区代表決定戦に進出。今週末、甲賀は大阪ガス、日本生命、新日鐵広畑と戦い、上位2チームを目指すことになった。初の都市対抗を目指したOBC高島は、7月に行われるクラブ選手権東近畿大会(@甲賀スタジアム)を目指す。

 日本新薬は1回二死から3番箸尾谷が右中間二塁打を放ち、4番藤谷が中前に落として先制点。3回にも1番松本、2番森川、3番箸尾谷が四球を選んで一死満塁とすると、4番藤谷がセンターへ犠牲フライを打ち上げて2点目を挙げた。投げては新人の左腕・滝谷が9回無死一、二塁のピンチを凌いで5安打完封した。
 

【感想】

 第一試合でとんでもないことが起きてしまい、OBCは絶対に負けられない。新薬に勝たないと、近畿代表決定戦への出場がなくなる。1回の表はあまり観られなかった。新薬のマウンドにはエース田中ではなく、新人滝谷が上がっている。驚いた。昨日試合後、「明日も先発ですね」と言ったとき、田中がニヤッと笑っていたのはこういうことだった。滝谷でいけるところまで行って、あとは田中に託すということなのだろう。OBCのマウンドには、満を持してエースの川原が上がった。デュプロからの移籍だという。ミキハウスの矢田と同じくクラブチームに来ていきなり、この場面での登板だ。

 1、2番の二人を打ち取って3番箸尾谷を迎える。新薬は必ずと言っていいほど、初回に点を取って勝ってきた。勝ちパターンを壊さないためか、箸尾谷がファウルで粘り、粘って粘って右中間へ打球を飛ばす。センター浅野がダイブしたが、惜しくも捕り損ねた。箸尾谷が二塁に滑った。絶好調の4番藤谷がライトへ大きな当たりを飛ばす。それを宮田が追いつけずファウルにした。もったいなかったと同時に、藤谷にとってはラッキーだった。藤谷の打球はセンター前へふらふらと上がる。セカンド吉永が懸命に追いかけてバックでキャッチを試みる。しかし、グラブをすり抜けるように落ちて、新薬に1点が入った。センター浅野は深く守りすぎていた。

 4番で主将の藤谷はもう手に負えない。3回には3連続四球を出した川原は敬遠できず、センターに犠牲フライを打ち上げられた。

 OBCは昨日の甲賀戦からバッティングがおかしくなってしまったか。2回、4番吉永、5番川口、6番川村ともう少しでオーバーフェンスとなりそうな打球をポンポン飛ばす。惜しいといえば惜しい。いい当たりと言えばその通りだった。が、振りすぎの感じもした。新薬も同じことが言えた。6番小林、8番釜谷が打ち上げてそれぞれファウルフライ。どちらのチームも力みが目立つ。

 3回のOBCは二死後、9番宮田がカウント2-3から四球。1番岡田がセンター前ヒット。2番中村も2-3から粘って四球を選び、二死満塁。3番浅野がフルスイング。打球はセンター後方へ大きな当たり。しかし、小林が捕って無得点に終わった。滝谷は汗びっしょりでマウンドから降りてきた。

 その裏、新薬は突然の川原の制球難に四球3つで一死満塁とした。4番藤谷を敬遠というわけにもいかない。コーチがマウンドに行って一息入れたが、藤谷はいとも簡単にセンターへ犠牲フライを打ち上げる。センター浅野からいいボールが返ってきても、間に合わない。俊足の松本が滑り込んでもう1点追加した。5番堂前はライトへ打ち上げてしまった。

 4回のOBCは新薬の打線から伝染したのか自らが陥ったのか、4番吉永がライトファウルフライ。5番川口もいい当たりだが、レフトフライ。6番川村は引っ掛けて1塁ゴロに倒れる。その裏の新薬もOBCの打線から伝染したのか自らが招いたのか6番小林が1塁ファウルフライ。7番保田がライト前ヒットで出塁するも、8番釜谷がライトへ、9番木戸がセンターフライに打ち取られた。

 OBCは先発を読み間違えた、と思う。まさか新人の滝谷がこの大一番で先発してきた。OBCは5番から7番まで左打者が並ぶ。右の大砲、田上の名前がない。かと言って、今すぐ田上を一塁に入れることもできない。左の7番福田が外側の変化球に空を切って、三球三振を喫した。8番國友は三塁ファウルフライ。9番宮田は打球が前に飛ばない。ファウルで粘って粘って一塁に歩いた。しかし、1番岡田はあえなく三振。外の速球が微妙に変化して岡田のバットが半分出た。

 OBCの外野はかなり深い。1番松本の打球をセンター浅野が前に出て好捕。2番森川の打球はセンターへ。フェンス手前まで飛んでいった。3番箸尾谷は四球後、すぐさま二塁へ。4番藤谷がタイムリーならば、3点差となってしまう場面だったが、川原はなんとかサードゴロに打ち取った。5回で2-0の展開はどちらにとって有利なのかまだ見えなかった。(感想2につづく)





OBC高島

7  岡 田  5-1
5  中 村  3-1
8  浅 野  4-0
4  吉 永  4-1
6  川 口  3-0
D  川 村  4-1
3  福 田  3-0
 H 田 上  1-1
2  國 友  3-0
 H 大 寺  1-0
9  宮 田  2-0
P  川 原

        33-5

振2球4犠0併0残10 


投 手
川 原 8回 打32安4責2 


日本新薬

7  松 本  3-1
9  森 川  3-0
D  箸尾谷  2-1
3  藤 谷  3-1-2
2  堂 前  4-0
8  小 林  3-0
6  保 田  3-1
5  釜 谷  3-0
4  木 戸  2-0
 H 吉 野  1-0
4  高 橋  0-0
P  滝 谷

        27-4-2

振1球4犠1併0残6


投 手
滝 谷 9回 打37安5責0






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第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:OBC高島 0-2 日本新薬(その2)

日本新薬、3戦全勝で9年連続都市対抗へ  新人・滝谷5安打完封勝利

★第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:OBC高島 0-2 日本新薬

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大事な一戦に先発した日本新薬、期待の新人左腕・滝谷(近畿大)


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序盤に失点するも、好投するOBC高島・エース川原(福岡経済大―デュプロ)



09年06月21日(日)15:02~17:17(2:15)

@わかさスタジアム京都

<第三日第二試合> ※グラウンドコンディション不良で2時間遅れで試合開始


OBC高島

001 001 012 H5 E0

000 000 000=0

101 000 00×=2


200 100 10× H4 E1

日本新薬

(O)川原―國友
(日)滝谷―堂前


▽二塁打:箸尾谷(日)


【戦況】

 2次予選決勝リーグ最終日第二試合。日本新薬がOBC高島を2-0で下して、3勝目を挙げた。結果、日本新薬が第1代表となり、8月21日に東京ドームで開幕する、第80回都市対抗野球大会への出場が決定した。また、OBC高島が1勝2敗となったことで、2勝1敗の甲賀健康医療専門学校は2位となり、近畿地区代表決定戦に進出。今週末、甲賀は大阪ガス、日本生命、新日鐵広畑と戦い、上位2チームを目指すことになった。初の都市対抗を目指したOBC高島は、7月に行われるクラブ選手権東近畿大会(@甲賀スタジアム)を目指す。

 日本新薬は1回二死から3番箸尾谷が右中間二塁打を放ち、4番藤谷が中前に落として先制点。3回にも1番松本、2番森川、3番箸尾谷が四球を選んで一死満塁とすると、4番藤谷がセンターへ犠牲フライを打ち上げて2点目を挙げた。投げては新人の左腕・滝谷が9回無死一、二塁のピンチを凌いで5安打完封した。
 

【感想2】

 OBCは余程打線に自信を持っているのだろう。6回のOBCは先頭の2番中村がライトへヒットで出塁する。3番浅野は初球をバスターエンドラン。打球はセンターライナーとなった。一死一塁で4番吉永。一発で同点と行きたかったがレフトフライに倒れた。力強いスイングに違いないが、打球はそれほど伸びなかった。5番川口のとき、中村がスチールを敢行し、セーフとなった。川口のタイムリーで1点差といきたい。が、デッドボールで二死一、二塁となった。ここで田村監督がマウンドへ。捕手の堂前、一塁の藤谷も一緒に滝谷を励ました。15時から始まった試合だというのに、斜陽が射してずっと暑い。グラウンドの水気が乾いて空中に浮き上がってきていた。滝谷もここが踏ん張りどころだった。今日も6番に入った川村は2球目の高めの球をジャストミート。ライト後方まで打球を飛ばす。しかし、ライト森川がフェンス手前でしっかりとキャッチした。

 新薬は追加点を挙げて逃げ切りたい。6回、7番堂前が初球をレフトへ。98メートルくらい飛ばしたがアウト。6番小林はセカンドハーフライナー。7番保田は2ナッシングから空振り三振を喫した。

 7回のOBCは7番福田がセカンドゴロ。8番國友がセンターフライ。いずれも初球に手を出した。徐々にOBCにあせりがきている。9番宮田は1-2からセカンドに上げてしまった。チームで打球を飛ばす練習をたくさんやってきたのだろう。力んでいるのか、打ち取られているほとんどがフライアウトだった。新薬もフライアウトが目立った。OBC川原、新薬滝谷の両投手のボールがベース付近で細かく変化しているのかもしれない。その裏、8番釜谷は初球に手を出してサードゴロ。代打・吉野はショートライナー。1番松本はショート内野安打で出塁した。絶好調の2番森川はカウント0-2から積極的に打っていったが、セカンドゴロに倒れてしまった。

 どちらも1点がほしい。投手戦はいつか打撃戦になるぐらい、どちらのバットも振れている。ひとつ間違えばスタンドに入る打球を飛ばしているのはOBCの方だが、新薬・滝谷はこれまでOBCをたったの2安打に抑えている。(感想3につづく)


 



OBC高島

7  岡 田  5-1
5  中 村  3-1
8  浅 野  4-0
4  吉 永  4-1
6  川 口  3-0
D  川 村  4-1
3  福 田  3-0
 H 田 上  1-1
2  國 友  3-0
 H 大 寺  1-0
9  宮 田  2-0
P  川 原

        33-5

振2球4犠0併0残10 


投 手
川 原 8回 打32安4責2 


日本新薬

7  松 本  3-1
9  森 川  3-0
D  箸尾谷  2-1
3  藤 谷  3-1-2
2  堂 前  4-0
8  小 林  3-0
6  保 田  3-1
5  釜 谷  3-0
4  木 戸  2-0
 H 吉 野  1-0
4  高 橋  0-0
P  滝 谷

        27-4-2

振1球4犠1併0残6


投 手
滝 谷 9回 打37安5責0






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第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:OBC高島 0-2 日本新薬(その3)

日本新薬、3戦全勝で9年連続都市対抗へ  新人・滝谷5安打完封勝利

★第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:OBC高島 0-2 日本新薬

090621-04.jpg

接戦の末、OBC高島を下し、9年連続の都市対抗出場を決めた日本新薬の選手たち


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都市対抗出場を決め、胴上げされる日本新薬・田村秀生監督(40) 背番号73



09年06月21日(日)15:02~17:17(2:15)

@わかさスタジアム京都

<第三日第二試合> ※グラウンドコンディション不良で2時間遅れで試合開始


OBC高島

001 001 012 H5 E0

000 000 000=0

101 000 00×=2


200 100 10× H4 E1

日本新薬

(O)川原―國友
(日)滝谷―堂前


▽二塁打:箸尾谷(日)


【戦況】

 2次予選決勝リーグ最終日第二試合。日本新薬がOBC高島を2-0で下して、3勝目を挙げた。結果、日本新薬が第1代表となり、8月21日に東京ドームで開幕する、第80回都市対抗野球大会への出場が決定した。また、OBC高島が1勝2敗となったことで、2勝1敗の甲賀健康医療専門学校は2位となり、近畿地区代表決定戦に進出。今週末、甲賀は大阪ガス、日本生命、新日鐵広畑と戦い、上位2チームを目指すことになった。初の都市対抗を目指したOBC高島は、7月に行われるクラブ選手権東近畿大会(@甲賀スタジアム)を目指す。

 日本新薬は1回二死から3番箸尾谷が右中間二塁打を放ち、4番藤谷が中前に落として先制点。3回にも1番松本、2番森川、3番箸尾谷が四球を選んで一死満塁とすると、4番藤谷がセンターへ犠牲フライを打ち上げて2点目を挙げた。投げては新人の左腕・滝谷が9回無死一、二塁のピンチを凌いで5安打完封した。
 

【感想3】

 8回のOBCは1番岡田から。岡田は従来5番を打っていた、と聞いた。長打力のある1番ということで、僕が見る限り、もう全員が4番バッターの様相を呈している気がする。岡田は右中間に素晴らしい打球を飛ばした。しかし、センター小林が好捕する。2番中村は昨日10回にセンターオーバーの走者一掃の二塁打を放った。小技というよりは自分が打ちたい2番だ。引き付けて左中間を破るようなバッティングが理想と思う。カウント2-1から一塁フライに倒れてしまった。背筋力でボールを打っている。OBCはものすごい綺麗なフォームで打っているのにかかわらず、ヒットにならない。押すことはできるが引くことはできない、というバッティングという感じだろうか。何を言っているのか自分でもわからない。3番浅野はショートへ弾き返した。名手・保田がエラーしてレフトに転がっていく。センター小林が抑え、保田が天を仰いだ。捕手の堂前が「気にするな」と滝谷を励ましに行ったかどうかわからないが、次は4番の吉永。試合を待つ選手の誰かが「OBCで一番いいバッター」と言っているのを聞いた。

 そう吉永は「もっとも飛距離のある打者」(伊藤監督)なのだ。一発で同点の場面となった。吉永は一球見送った後の球を、あっという間にセンターに弾き返した。二死二塁で5番川口。レフト前に打球が。レフトの松本が前に出て大事にグラブを両手で差し出しておへその辺りでキャッチした。新薬は8回、長打力のあるクリーンアップに打順が回ってきた。3番箸尾谷は狙っているかのような強烈なスイングでバットを振っていく。ちょっと窮屈そうに振った打球もレフトフェンス間際まで飛んでいった。4番藤谷は内角攻めにあっている。打席に入れば一度は胸元にボール球が飛んでくる。引っ掛けてしまってサードゴロに倒れた。5番堂前は初球を狙っていたようだ。キャッチャーフライになって、いよいよ9回を迎えた。

 OBCは円陣を組んで、主将の中村から何やらゲキが飛んでいる。6番からの下位打線だったが、川村からの好打順でもあった。川村にも一発が期待できる。ネクストバッターズサークルには田上が控えている。2人で2発もありえない話ではない。ファウルや空振りで追い込まれたものの、川村がものすごい高めの球をセンターに打ち返した。ここで代打・田上が告げられる。川村に代走は告げられない。田上も初球のものすごい高めの球をレフトへ。打球がどこへ行ったかわからない速さで三遊間を抜けていった。もう少し低ければ二人とも軽くスタンドに持っていったかわからない。新薬側からすると、シングル2本で済んだという捉え方かもしれない。無死一、二塁、8番國友に代打・大寺が出てきた。大寺は去年の秋季府大会では3番だった。ここ最近は代打に甘んじているが潜在能力は高いのだろう。昨日の甲賀戦ではレフト線へもう少しで同点タイムリーの当たりを打っている。伊藤監督は大寺に送りバントを指示せず、長打力で勝つことを決めたようだ。大寺は思い切り引っぱたいた。しかし、サードへ打球が上がり、走者を進めることもできない。続く9番宮田はこのメンバーの中でしつこさがずば抜けている。伊藤監督がベンチから「いけー」と何度も叫んでいるようだ。宮田はファウルで粘る。前に飛ばないのが彼の持ち味であるかのように、とにかくしつこく粘り強い。滝谷はここが一番苦しい場面だったが、なんとか一塁ゴロを打たせた。一塁の藤谷は迷わず二塁ベースへ送球。保田がベースタッチし一塁へ投げた。しかし、一走の田上がダブルプレーを阻止するスライディングをみせる。滝谷がベースカバーに入ったが、宮田も決死のヘッドスライディングで次につないだ。岡田は初球からいきなりいった。打球は8回から守備についたセカンド高橋のところへ飛んだ。高橋は小走りしながら一塁の藤谷に送球した。

 日本新薬の選手たちがマウンドに集まって喜びを分かち合った。OBCは最後まで打力にこだわった。敗れはしたが、来年こそ都市対抗の夢を叶えてほしい。

 閉会式後、田村監督の周りの記者たちの陰に隠れながら話を聞いていると、監督が「ちょっと待ってもらっていいですか、僕が行かないと始まらないんで」とベンチから慌てて出ていった。選手たちから「ひでお、ひでお、ひでお」と秀生コール。胴上げが始まった。まさか監督を呼び捨てするなんて、この時だけだろうが、なぜか普段からそう呼んでいるような親しみが感じられた。選手とそう年齢が変わらない監督。試合後の第一声は聞けなかったのが悔やまれる。選手のことを「仲間」と言ったことに大変感動させられた。球場外でも、家族と談笑している選手の中に入っていって話を聞かせてもらった。保田選手とお話した後、次は誰に聞こうかとキョロキョロしていると、逆光でよく見えないのだが、確かに田村監督が小走りでこちらへとやってくる。誰に向かっているのかわからなかった。まさか、僕の方にやってくると思えなかった。でも、確かに田村監督は僕の前で立ち止まり、「松下に話を聞いてやってください。僕、あいつがいないとどうにもならないんで」と言った。嬉しかった。新薬の強い理由が少しわかった気がした。もう少し聞くために、松下コーチのところへ向かった。松下コーチは車に荷物を積み終えたところだった。




OBC高島

7  岡 田  5-1
5  中 村  3-1
8  浅 野  4-0
4  吉 永  4-1
6  川 口  3-0
D  川 村  4-1
3  福 田  3-0
 H 田 上  1-1
2  國 友  3-0
 H 大 寺  1-0
9  宮 田  2-0
P  川 原

        33-5

振2球4犠0併0残10 


投 手
川 原 8回 打32安4責2 


日本新薬

7  松 本  3-1
9  森 川  3-0
D  箸尾谷  2-1
3  藤 谷  3-1-2
2  堂 前  4-0
8  小 林  3-0
6  保 田  3-1
5  釜 谷  3-0
4  木 戸  2-0
 H 吉 野  1-0
4  高 橋  0-0
P  滝 谷

        27-4-2

振1球4犠1併0残6


投 手
滝 谷 9回 打37安5責0






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甲賀健康医療専門学校・大野マネージャーのお話

●甲賀健康医療専門学校・大野マネージャー(堺上高)のお話

 今もドキドキしている。最後の場面では、守備から出た山田君のバント、今まで打席に立っていない増山君が、心配したが祈るばかりで…。あれは神様のおかげ。でも、みんなのおかげも。頑張ったから、今日の勝利がある。ミラクル!





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甲賀健康医療専門学校・高橋選手のお話

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●甲賀健康医療専門学校・高橋選手(北大津高)のお話

 (8回に左越え3点適時二塁打で勝ち越したが)打ったのはスライダー。伸びて、たぶんフェンスに当たったとチームメイトから聞いた。狙っていた。それまでスライダーでやられたから、あえて狙っていた。今までチームに貢献できてなかった分、貢献できてよかった。自分が打てなくても後ろを信じてたので心配なかった。一人の力では勝てない。みんなの力で、技術ではなく精神力で、みんなで勝ちたい。





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甲賀健康医療専門学校・鳥井投手のお話

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●甲賀健康医療専門学校・鳥井投手(和歌山高)のお話

 2年目で今年21歳、10月5日生まれ。(代える気なかったと監督が言っていたが)大丈夫というしかない。正直上ずっていた。立ち上がりは疲れがあり、低め低めを意識した。丁寧にいった。コントロールは自信ある。(球種は)ストレート、スライダー、カーブ。ストレートは抜いて沈める球と2種類。(強豪相手に2勝1敗だが)野手に助けられた。(新薬戦4回3分の1と合わせて、3連投だったが)前から監督に3連投いくぞ、と冗談か何かわからない。調子は良くなく重たかった。野手のサポートに助けられた。(たらればの話として、と記者に促されて)チャレンジ精神で強いところと当たりたい。和歌山高から一光(1年目で廃部)を経て甲賀健康医療専門学校に入学。学校ではスポーツ健康科に所属。(どんな勉強か)筋肉の名前とか覚えて…、とにかくトレーナーになるコースだ。(なぜ甲賀に入ったか)次も社会人に行きたい。(ここに来れば)次もあるかな、と思って。(日本生命や大阪ガスと対戦したとして)緊張するかも。でも自分のピッチングをして最後まで投げ切りたい。(プロに行った宮田投手に教わったことは)スライダーの握り。直伝の握りを教えてもらって、そこからストライクが取れるようになった。今までは変化が小さく、(それからは)いいスライダーになったと思う。精神面でももちろんいい影響を受けた。(高校では)2年から投げていた。(3年夏は)3回戦で負けた。和歌山県和歌山市出身。(ミキハウス打線について)OBCよりもこわかった。初球カーブも決まってた。楽になった。





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甲賀健康医療専門学校・藤本監督のお話

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OBC高島、ミキハウスREDSに勝利し、スタンドにあいさつする甲賀健康医療専門学校・藤本監督


●甲賀健康医療専門学校・藤本監督(PL学園高)のお話

 上出来だ。2勝1敗は、全然信じられない。あのミキハウス戦(9-8で勝利)から粘って粘って…。今までは負けるパターンだったのに。(今のチームについて)野手にまとまりがある。鳥井はコントロールがいい。試合になった。代える気もなかった。(日本新薬対OBC高島戦を前にだが、近畿代表決定戦に行ったつもりで、と記者に促されて)日本生命、大阪ガスなど企業強豪と当たる。学生らしい野球で頑張る。2年前の京滋奈予選では3連敗した。先にリーグ戦があった。初めての近畿予選だ。(プロに行った)宮田(西武)が抜けて戦力ダウンしているのに。野手が1~9番まで、塁に出ようと一丸となっていってくれる。とても素直なチームだ。前が違うという意味ではない。鳥井中心に1点を取って全力を出し切る。春先は肩を故障して、東邦ガス戦はダメだったが、大阪ガス戦は良かった。それよりも秋が良かった。ニチダイを3安打完投した。ちょっとボールが見にくいのかもしれない。私もまだ評価が定まっていない。初速と終速の差がないので、ファウルが多い。(平良捕手は)元気に頑張った。パスボールしなかった。野球はわからない。ここまで来れて夢のよう。





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第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:ミキハウスREDS 4-5X 甲賀健康医療専門学校(その1)

■甲賀健康医療専門学校が延長10回サヨナラで2勝目  3連投鳥井、140球完投勝利

★第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:ミキハウスREDS 4-5X 甲賀健康医療専門学校

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ミキハウスREDS 1回表一死二塁

4番を岸江を迎え、マウンドに集まる藤本監督、鳥井投手、平良捕手、谷二塁手
(ミキハウスREDS -0 甲賀健康医療専門学校)


090621-02.jpg



09年06月21日(日)11:55~14:25(2:30)

@わかさスタジアム京都

<第三日第一試合> ※グラウンドコンディション不良で2時間遅れで試合開始


ミキハウスREDS

300 011 003 0 H8 E3

100 000 003 0=4

000 001 030 1X=5  (延長10回)


001 002 011 3X H8 E1

甲賀健康医療専門学校

(ミ)矢田、坂元―谷村
(甲)鳥井―平良


▽二塁打:高橋(甲)前川、辻田(ミ)


【戦況】

 2次予選決勝リーグ最終日第一試合。甲賀健康医療専門学校がミキハウスREDSにサヨナラ勝ちし、連日の延長戦を制した。これで甲賀は2勝1敗となり、第二試合の日本新薬対OBC高島戦の結果次第では、初の近畿地区予選(代表決定戦)に出場する可能性を残した。ミキハウスは3敗となった。7月に行われるクラブ選手権東近畿大会(@甲賀スタジアム)を目指す。

 グラウンドコンディション不良で試合開始2時間遅れ。ミキハウスは1回1番陣田の三塁線のバントヒットと盗塁後、偵察メンバー(?)に入れていた2番岡谷の代打・金田がレフト前にポトリと落として、一、三塁とすると、カウント0-1からのバントの構えに三走・陣田が飛び出して挟殺アウトとなるが、3番前川が右中間に適時二塁打を放ち先制した。ミキハウスの先発矢田の気迫の投球の前に抑えられていた甲賀は6回、1番木原が三塁前バントヒットで出塁。2番松井が送れず、盗塁で一死二塁とすると、3番藤岡が中前適時打を放って同点とした。勢いが出てきた甲賀はついに8回、先頭の8番納谷がサードゴロ悪送球で出塁。9番平良の送りバントで一死二塁とすると、ミキハウスバッテリーが1番木原を敬遠。一死一、二塁から2番松井が送って二、三塁とし、3番藤岡はカウント2-3から四球で歩いた。この二死満塁のチャンスに4番DH高橋が走者一掃の左越え3点適時二塁打を放ち勝ち越し4-1とした。意地を見せたいミキハウスは9回、先頭の2番金田が二塁のエラーで出塁。3番前川の右前打で無死一、二塁とすると、4番岸江の右前適時打で1点。一、三塁で5番辻田が左中間へ適時二塁打を放ち、1点差に。そして、7番DH内海のピッチャー強襲のセカンドゴロの間に1点を取って土壇場で同点に追いついた。甲賀は延長10回、この回からマウンドに上がった坂元を攻め、1番木原が三塁前にバントヒットして出塁。2番松井が送って、一死二塁。3番藤岡は中飛に倒れるが、4番高橋が四球を選んだ。5番は昨日同様レフトに守備固めで途中から入った山田が、三塁前にバントヒットし、二死満塁。6番の、セカンドに守備固めで入っていた増山の当たりは、サード、ショートの間の緩いゴロとなってサヨナラ勝ちした。


【感想】

 雨が降るなり、試合が中止になれば、両チームの投手が休養できるのになあと考えてもみたが、試合は2時間遅れで始まることとなった。ミキハウスは3連敗を避けたい。ましてや甲賀には負けられない。年齢的には大人と子供のようだ。経験も全然違う。ミキハウスの選手は都市対抗の味を知る選手も多数。連戦ということ以外に不利なことは何もない。連敗しているが、そろそろ1勝はするだろう。対する甲賀は昨日の勝利を無駄にできない。今日勝てば何らかのチャンスが生まれるかもしれない。でも、勝つこと負けることを考えて望める余裕もない。都市対抗へ出場した経験のある選手はいない。若いだけでなく、この京滋奈決勝リーグでの勝利を目標に今までやってきた。残念ながら、昨日の一勝が自信になって今日もいい方に転べばいいなというぐらいだった。何せ鳥井が投げるしかない。昨日は202球、一昨日は76球を投げたが、3連投しないとミキハウスに勝てるはずもないだろう。1回甲賀のマウンドには予想どおり、鳥井が上がった。

 大丈夫なのかと思ったが、やはり鳥井の1回は鬼門で、立ち上がりにほとんどと言っていいほど得点される。今日も悪いくせが出てしまった。1番陣田がセフティバント。地面が水を多く含んでいるせいもあって程よいバントヒットとなった。2番は岡谷、だったが、すぐさま代打が告げられ、左の金田が入った。岡谷が偵察メンバーなのか、もしかしたら左の森下が先発してくることも予想した配慮か何なのかわからなかった。金田が仕事の都合で遅れるかもしれなかったが、間に合ったのかもしれない。出られないつもりが出られるようになったのかもしれない。金田は陣田の盗塁後、レフト前にきっちり落として一、三塁とした。3番前川はカウント0-1からバントの構え。これに三走の陣田が飛び出し挟まれてアウトになる。しかし、前川が右中間へタイムリーツーベースを放ち、二塁から金田が還って先制した。前川は二塁へヘッドスライディング。顔が土で覆われるほど汚れている。それは主将としてチームを鼓舞する姿でもあった。この一戦に賭ける意気込みも伝わってきた。4番岸江の打球はセンター後方を襲う。前川は三塁に進んだが、5番辻田はセカンドゴロに打ち取られ、1点どまりに終わってしまった。ミキハウスは是が非でももう1点はほしかった場面だった。

 昨日よりも暑くなくてよかった。それが功を奏して両投手ともに無失点に抑え5回を終える。甲賀・鳥井は5回に8番小林にレフト前ヒットを打たれただけ。ミキハウス・矢田は3回に1番木原にセンター前ヒットを打たれたものの、谷村捕手が好送球して盗塁を刺した。

 1-0とリードして迎えた6回のミキハウスは1番陣田から始まる。カウント2-3から四球を選んで出塁。2番金田は2-1と追い込まれながらもセンター前ヒット。送らずして無死一、二塁のチャンスを作る。3番前川の初球、打球はショートへ。6-4-3と渡って最悪のダブルプレー。3回にも無死一塁から4番岸江が4-6-3のゲッツーに打ち取られていた。その再現のようにこの場面でも強攻が裏目に出てしまう。二死三塁で4番岸江の放った打球は、ライトポール際に上がる。入ったかと思った。しかし、ライト木原がこれを好捕して無得点。大きなチャンスを逃した。

 逆に6回の甲賀にチャンスが訪れる。一死から1番木原がサード前にセフティバント。三塁手がついていけずヒットで出塁した。2番松井は送りバントの構え。しかし、キャッチャーへのファウルフライで二死となってしまった。一走・木原が3回のようにスチールを試みる。二度目は悠々成功した。3番藤岡がここでセンター前にタイムリーを放つ。木原が俊足を生かしてホームへと還ってきて同点に追いつく。4番高橋の打球はサードへ。小林がさばいて一塁へ送球。ワンバウンドを一塁辻田がすくい上げた。高いよりは低い方がまだましだったか。(感想2へつづく)




ミキハウスREDS

8  陣 田  4-1
9  岡 谷  0-0
 H9金 田  5-2
6  前 川  4-2-1
7  岸 江  4-1-1
3  辻 田  4-1-1
2  谷 村  4-0
D  内 海  4-0-1
5  小 林  3-1
4  松 本  4-0
P  矢 田
 P 坂 元


甲賀健康医療専門学校

9  木 原  4-3
6  松 井  3-0
8  藤 岡  4-1-1
D  高 橋  4-1-3
7  湯 浅  4-0
 7 山 田  1-1
4   谷   4-0
 4 増 山  1-1-1
5  勝間一  4-0
3  納 谷  4-1
2  平 良  3-0
P  鳥 井




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第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:ミキハウスREDS 4-5X 甲賀健康医療専門学校(その2)

■甲賀健康医療専門学校が延長10回サヨナラで2勝目  3連投鳥井、140球完投勝利

★第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:ミキハウスREDS 4-5X 甲賀健康医療専門学校

090621-04.jpg

甲賀健康医療専門学校 8回裏二死満塁

4番DH高橋が左越えに3点適時二塁打を放ち、3点を勝ち越す
(ミキハウスREDS 1- 甲賀健康医療専門学校)


090621-06.jpg



09年06月21日(日)11:55~14:25(2:30)

@わかさスタジアム京都

<第三日第一試合> ※グラウンドコンディション不良で2時間遅れで試合開始


ミキハウスREDS

300 011 003 0 H8 E3

100 000 003 0=4

000 001 030 1X=5  (延長10回)


001 002 011 3X H8 E1

甲賀健康医療専門学校

(ミ)矢田、坂元―谷村
(甲)鳥井―平良


▽二塁打:高橋(甲)前川、辻田(ミ)


【戦況】

 2次予選決勝リーグ最終日第一試合。甲賀健康医療専門学校がミキハウスREDSにサヨナラ勝ちし、連日の延長戦を制した。これで甲賀は2勝1敗となり、第二試合の日本新薬対OBC高島戦の結果次第では、初の近畿地区予選(代表決定戦)に出場する可能性を残した。ミキハウスは3敗となった。7月に行われるクラブ選手権東近畿大会(@甲賀スタジアム)を目指す。

 グラウンドコンディション不良で試合開始2時間遅れ。ミキハウスは1回1番陣田の三塁線のバントヒットと盗塁後、偵察メンバー(?)に入れていた2番岡谷の代打・金田がレフト前にポトリと落として、一、三塁とすると、カウント0-1からのバントの構えに三走・陣田が飛び出して挟殺アウトとなるが、3番前川が右中間に適時二塁打を放ち先制した。ミキハウスの先発矢田の気迫の投球の前に抑えられていた甲賀は6回、1番木原が三塁前バントヒットで出塁。2番松井が送れず、盗塁で一死二塁とすると、3番藤岡が中前適時打を放って同点とした。勢いが出てきた甲賀はついに8回、先頭の8番納谷がサードゴロ悪送球で出塁。9番平良の送りバントで一死二塁とすると、ミキハウスバッテリーが1番木原を敬遠。一死一、二塁から2番松井が送って二、三塁とし、3番藤岡はカウント2-3から四球で歩いた。この二死満塁のチャンスに4番DH高橋が走者一掃の左越え3点適時二塁打を放ち勝ち越し4-1とした。意地を見せたいミキハウスは9回、先頭の2番金田が二塁のエラーで出塁。3番前川の右前打で無死一、二塁とすると、4番岸江の右前適時打で1点。一、三塁で5番辻田が左中間へ適時二塁打を放ち、1点差に。そして、7番DH内海のピッチャー強襲のセカンドゴロの間に1点を取って土壇場で同点に追いついた。甲賀は延長10回、この回からマウンドに上がった坂元を攻め、1番木原が三塁前にバントヒットして出塁。2番松井が送って、一死二塁。3番藤岡は中飛に倒れるが、4番高橋が四球を選んだ。5番は昨日同様レフトに守備固めで途中から入った山田が、三塁前にバントヒットし、二死満塁。6番の、セカンドに守備固めで入っていた増山の当たりは、サード、ショートの間の緩いゴロとなってサヨナラ勝ちした。


【感想2】

 この試合前から気になっていたもう一つのことは、サード小林の送球だった。高く行ったり低く行ったり。失礼なことを承知で言わせてもらうと、代えられてもおかしくない。だが、今日も先発出場して1安打を放っている。打撃はいい。大会が始まって最初の頃に書いたように、藤岡監督お墨付きの若手で、今日の起用は大変な期待への表れと感じて、意気だなあと思っていた。しかし、どこからどういつからおかしくなってしまったか、突然イップスのような状態になってしまい、サードの守備がおぼつかない。そのために積極性が欠けるプレーが多くなっている。イップスとは投げるときの重心の移動が問題なのだそうだが、大事な試合でなぜこんなことになってしまったのだろうか。

 甲賀の鳥井は粘り強く投げて、まだマウンドで投げ続けている。6回は6番谷村、7番内海を。7回は陣田を三振に打ち取り、審判の判定まで味方につけ始めたように見えなくもない。一方、ミキハウスの矢田も力投を続けている。7回を終わり3安打1失点。もう十分だったが、ベンチにいる森は投球練習すらしていない。矢田はこのまま完投する気配だった。

 8回の甲賀にチャンスが降って来た。サードの送球が高く浮いて無死一塁。9番平良が犠打で送ると、1番木原は敬遠された。2番松井がセフティ気味のバントを二度ファウルして、藤本監督に呼ばれる。アドバイスが効いて送りバントに成功。3番藤岡はカウント2-3から四球を選んで二死満塁となった。4番高橋は昨日までの自分のバッティングに納得できず、朝から鏡の前で黙々と素振りを繰り返していた。「調子が悪いです」と結果がついてこないことに苛立っているようでもあった。高橋はいつか打つと思っていた。それがこの場面で出る。2球目を振り抜くと、打球はレフト上空へと飛んでいく。満塁ホームランかと思うほどの打球で、フェンスに直撃したかどうか。走者が全部還ってきて3点の勝ち越しに成功。二塁ベース上で激しくガッツポーズ。これで試合が決まった、と思った。

 ミキハウスは最後の9回の攻撃を迎える。好投した矢田の負けを消したい。その思いが怒涛の攻撃を見せる。先頭の2番金田の打球をセカンドがエラー。続く3番前川がライト前で無死一、二塁とし、4番岸江を迎える。一発が出れば3点が入る。マウンドに藤本監督が行って、鳥井に一息入れさせた。しかし、岸江の打球がライト前に。二走・金田が懸命にホームに滑り込む。ライトから好返球が返ってきてタッチするも、審判がセーフの判定。藤本監督がベンチから出てきたが、何事にもならなかった。気落ちした鳥井に5番辻田が襲いかかる。打球は左中間へ。センターの上を越して一走の前川がホームイン。三連打で1点差としてなおも二、三塁となった。6番谷村がヒットを放てば勝ち越し、の場面だった。が、少し力んだか鳥井の球威に押されたかライトファウルフライに倒れた。それでも7番内海がピッチャー強襲の当たり。セカンドゴロになったものの同点に追いつく。さすがREDS。土壇場ぎりぎりで追いついた。前の回のエラーを帳消しにするヒットを放ちたい、8番小林はカウント2-0から死球で歩いた。藤本監督が「かすってない」と抗議するも認められず、二死一、二塁。9番松本がカウント2-1から放った打球はレフトに。正面。勝ち越しを逃したものの、執念でこの時点での矢田の黒星を消した。

 9回裏のマウンドに上がった矢田投手はこの試合の先発としての重責を果たす。森の救援を仰ぐことなく9回、8番納谷にレフト前ヒットを許したものの、鳥井には負けられない。最後は9番平良を高めの速球で空振りの三振に仕留め、9回5安打4失点でマウンドを降りた。昨日、一昨日と打ち込まれてしまう、不本意な登板だったが、今日は違った。一段と輝いて見えた。(感想3につづく)

 




ミキハウスREDS

8  陣 田  4-1
9  岡 谷  0-0
 H9金 田  5-2
6  前 川  4-2-1
7  岸 江  4-1-1
3  辻 田  4-1-1
2  谷 村  4-0
D  内 海  4-0-1
5  小 林  3-1
4  松 本  4-0
P  矢 田
 P 坂 元


甲賀健康医療専門学校

9  木 原  4-3
6  松 井  3-0
8  藤 岡  4-1-1
D  高 橋  4-1-3
7  湯 浅  4-0
 7 山 田  1-1
4   谷   4-0
 4 増 山  1-1-1
5  勝間一  4-0
3  納 谷  4-1
2  平 良  3-0
P  鳥 井




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第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:ミキハウスREDS 4-5X 甲賀健康医療専門学校(その3)

■甲賀健康医療専門学校が延長10回サヨナラで2勝目  3連投鳥井、140球完投勝利

★第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日:ミキハウスREDS 4-5X 甲賀健康医療専門学校

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甲賀健康医療専門学校 10回裏二死満塁

6番増山がショート内野安打を放ち、サヨナラ勝ちする
(ミキハウスREDS 4-5X 甲賀健康医療専門学校)


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09年06月21日(日)11:55~14:25(2:30)

@わかさスタジアム京都

<第三日第一試合> ※グラウンドコンディション不良で2時間遅れで試合開始


ミキハウスREDS

300 011 003 0 H8 E3

100 000 003 0=4

000 001 030 1X=5  (延長10回)


001 002 011 3X H8 E1

甲賀健康医療専門学校

(ミ)矢田、坂元―谷村
(甲)鳥井―平良


▽二塁打:高橋(甲)前川、辻田(ミ)


【戦況】

 2次予選決勝リーグ最終日第一試合。甲賀健康医療専門学校がミキハウスREDSにサヨナラ勝ちし、連日の延長戦を制した。これで甲賀は2勝1敗となり、第二試合の日本新薬対OBC高島戦の結果次第では、初の近畿地区予選(代表決定戦)に出場する可能性を残した。ミキハウスは3敗となった。7月に行われるクラブ選手権東近畿大会(@甲賀スタジアム)を目指す。

 グラウンドコンディション不良で試合開始2時間遅れ。ミキハウスは1回1番陣田の三塁線のバントヒットと盗塁後、偵察メンバー(?)に入れていた2番岡谷の代打・金田がレフト前にポトリと落として、一、三塁とすると、カウント0-1からのバントの構えに三走・陣田が飛び出して挟殺アウトとなるが、3番前川が右中間に適時二塁打を放ち先制した。ミキハウスの先発矢田の気迫の投球の前に抑えられていた甲賀は6回、1番木原が三塁前バントヒットで出塁。2番松井が送れず、盗塁で一死二塁とすると、3番藤岡が中前適時打を放って同点とした。勢いが出てきた甲賀はついに8回、先頭の8番納谷がサードゴロ悪送球で出塁。9番平良の送りバントで一死二塁とすると、ミキハウスバッテリーが1番木原を敬遠。一死一、二塁から2番松井が送って二、三塁とし、3番藤岡はカウント2-3から四球で歩いた。この二死満塁のチャンスに4番DH高橋が走者一掃の左越え3点適時二塁打を放ち勝ち越し4-1とした。意地を見せたいミキハウスは9回、先頭の2番金田が二塁のエラーで出塁。3番前川の右前打で無死一、二塁とすると、4番岸江の右前適時打で1点。一、三塁で5番辻田が左中間へ適時二塁打を放ち、1点差に。そして、7番DH内海のピッチャー強襲のセカンドゴロの間に1点を取って土壇場で同点に追いついた。甲賀は延長10回、この回からマウンドに上がった坂元を攻め、1番木原が三塁前にバントヒットして出塁。2番松井が送って、一死二塁。3番藤岡は中飛に倒れるが、4番高橋が四球を選んだ。5番は昨日同様レフトに守備固めで途中から入った山田が、三塁前にバントヒットし、二死満塁。6番の、セカンドに守備固めで入っていた増山の当たりは、サード、ショートの間の緩いゴロとなってサヨナラ勝ちした。


【感想3】

 ついに延長10回に突入。甲賀にとっては2試合連続のサドンデスの可能性が出てきた。ミキハウスの10回は、上位打線が粘り強く投げ続ける鳥井に抑えられた。3番前川のハーフスイングを審判が三振をコール。振ってないようにも見えたが、その前の球もハーフスイングした。それで審判には振ったように見えたのだろう。三者凡退に打ち取って、鳥井はマウンドを降りてくる。9回から守備固めで入っているレフトの山田、10回から入ったセカンド増山がベンチへと帰ってきた。矢田は、ベンチ前でキャッチボールを繰り返す。マウンドへと坂元が上がった。

 坂元は最も警戒するべき1番木原から投げなければならなかった。木原は3打席連続出塁中。サード前に得意のセフティで転がした。サードの小林はわかっていてもアウトにできない。記録はヒット。2番松井が送って今日3度目の送りバントを成功させ、3番藤岡につなぐ。藤岡が打てばサヨナラの場面だったが、センターフライに倒れた。4番高橋は前の打席でフルスイングし、結果3点をたたき出した。ここは打ちたいのを我慢してカウント1-3から四球を選んだ。続く5番には山田が入っている。昨日は途中出場でセンター前に一本放った。最後のレフト線への打球を横っ飛びキャッチする超ファインプレーでチームを救っただけに、ベンチからの期待も十分だっただろう。それが、初球をセフティバント。坂元が三塁前に駆け降りて送球しようとするが、投げられない。サードのダッシュも足りなかった。二死満塁となって打席には、途中出場のセカンド増山が入る。

 増山はこれまでの試合で打席に立ったことがない。バントの構えを見せたり、三塁コーチの朝山コーチのサインをうかがいながらファウルで粘った。一旦、ネクストバッターズサークルに戻ってバットにスプレーをかけたりして、気持ちを抑えた。そして、ミキハウスにとっては最悪の打球が転がる。サード、ピッチャー、ショートの間に、いつか観た光景そのままの打球が飛んだ。サードがカットして一塁に投げる。それでもギリギリのプレーだったと思わなくもないが、サードは見送った。それでショートの前川がワンテンポ遅れて捕ってジャンピングスローした。なんという幕切れ。ヘッドスライディングした増山はその後、チームメイトにもみくちゃにされた。記録はヒット。野球はわからないなあ、一番戦力的に苦しかった、若いチームに奇跡的な勝利がもたらされた。夢にも思っていない現実が今起きた。甲賀がサヨナラ勝ちで2勝目を挙げ、第二試合で戦うOBCを追い詰めることになろうとは。甲賀はこの京滋奈2次予選での1勝を目標にやってきた。それが2勝した。しかも、OBCが新薬に敗れると、近畿代表予選出場というもう一つの夢まで叶ってしまう。

 試合後、今日まで姿を見せなかった記者たちが監督や鳥井を囲む。誰も考えていなかった結末に記者たちも驚きを隠せない。OBC次第で近畿予選に出場することが決まる。甲賀の快進撃ということに僕も信じられなかった。まさか2勝するとは。記者が「近畿予選に行ったつもりで、答えてください」と質問しているのを聞いて、現実味が帯びてきたことを感じた。2勝した甲賀の選手たちは恐ろしいことをしてしまったことにまだ気づいていない。




ミキハウスREDS

8  陣 田  4-1
9  岡 谷  0-0
 H9金 田  5-2
6  前 川  4-2-1
7  岸 江  4-1-1
3  辻 田  4-1-1
2  谷 村  4-0
D  内 海  4-0-1
5  小 林  3-1
4  松 本  4-0
P  矢 田
 P 坂 元


甲賀健康医療専門学校

9  木 原  4-3
6  松 井  3-0
8  藤 岡  4-1-1
D  高 橋  4-1-3
7  湯 浅  4-0
 7 山 田  1-1
4   谷   4-0
 4 増 山  1-1-1
5  勝間一  4-0
3  納 谷  4-1
2  平 良  3-0
P  鳥 井




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第80回都市対抗近畿代表決定戦:29日(月)の結果

大阪ガス、2年ぶり19回目  

  
★第80回都市対抗近畿代表決定戦:組み合わせ

@わかさスタジアム京都

27日(土) 

10:00  大阪ガス(大阪) 5―6X 新日鐵広畑(兵庫)

13:00  日本生命(大阪) 10―0 甲賀健康医療専門学校(滋賀:京滋奈予選2位)
                (7回コールド)

28日(日) 

10:00  大阪ガス(大阪) 10―0 甲賀健康医療専門学校(滋賀:京滋奈予選2位)
                (7回コールド)

13:00  新日鐵広畑(兵庫) 1―5 日本生命(大阪) ⇒第80回都市対抗へ


29日(月)

10:00  新日鐵広畑(兵庫) 3―7 大阪ガス(大阪) ⇒第80回都市対抗へ 


※日本生命、大阪ガスが第80回都市対抗本大会(8月21日開幕、@東京ドーム)に出場する 

第80回都市対抗近畿代表決定戦:28日(日)の結果

甲賀健康医療専門学校、都市対抗の夢破れる  大阪ガスに7回コールド負け

  日本生命、51回目の代表権獲得


★第80回都市対抗近畿代表決定戦:組み合わせ

@わかさスタジアム京都

27日(土) 

10:00  大阪ガス(大阪) 5―6X 新日鐵広畑(兵庫)

13:00  日本生命(大阪) 10―0 甲賀健康医療専門学校(滋賀:京滋奈予選2位)
                (7回コールド)

28日(日) 

10:00  大阪ガス(大阪) 10―0 甲賀健康医療専門学校(滋賀:京滋奈予選2位)
                (7回コールド)

13:00  新日鐵広畑(兵庫) 1―5 日本生命(大阪) ⇒第80回都市対抗へ


29日(月)

10:00  新日鐵広畑(兵庫) ― 大阪ガス(大阪) ⇒第80回都市対抗へ 


※出場4チーム中、2チームが第80回都市対抗本大会(8月21日開幕、@東京ドーム)に出場する 

第80回都市対抗近畿代表決定戦:27日(土)の結果

甲賀健康医療専門学校、日本生命に7回コールド負け

★第80回都市対抗近畿代表決定戦:組み合わせ

@わかさスタジアム京都

27日(土) 

10:00  大阪ガス(大阪) 5―6X 新日鐵広畑(兵庫)

13:00  日本生命(大阪) 10―0 甲賀健康医療専門学校(滋賀:京滋奈予選2位)
                (7回コールド)

28日(日) 

10:00  ウ 大阪ガス(大阪) ― 甲賀健康医療専門学校(滋賀:京滋奈予選2位)

13:00  エ 新日鐵広畑(兵庫) ― 日本生命(大阪) ⇒第80回都市対抗へ


29日(月)

10:00  ウの勝者 ― エの敗者 ⇒第80回都市対抗へ 


※出場4チーム中、2チームが第80回都市対抗本大会(8月21日開幕、@東京ドーム)に出場する 

black or white

マイケル・ジャクソンはこう言いました。

「白か黒かなんて関係ないじゃないか。」

http://www.youtube.com/watch?v=6QCzK0EVISo&translated=1(Black Or White)


僕の大好きな歌、聴いてください。

http://www.youtube.com/watch?v=6WJrtms8EoQ&feature=related(Heal The World)



※この記事は一週間後に消滅します。

日本新薬 11-1 ミキハウスREDS(写真)

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ミキハウスREDS 1-11 日本新薬(写真)

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OBC高島 7-9 甲賀健康医療専門学校(写真)

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甲賀健康医療専門学校 9-7 OBC高島(写真)

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ミキハウスREDS 1-5 OBC高島(写真)

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OBC高島 5-1 ミキハウスREDS(写真)

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甲賀健康医療専門学校 0-14 日本新薬(写真)

甲賀は完封されたので、写真はありません。

日本新薬 14-0 甲賀健康医療専門学校(写真)

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しばらくお待ちください!

6月21日(日)に行われた

第80回都市対抗京滋奈第2次予選決勝リーグ戦第三日

・甲賀健康医療専門学校 - ミキハウスREDS

・日本新薬 - OBC高島


の試合観戦記は、明日開幕する近畿代表決定戦までに間に合いませんでしたので、

申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。

第80回都市対抗近畿代表決定戦:組み合わせ

甲賀健康医療専門学校、初戦で日本生命と対戦

★第80回都市対抗近畿代表決定戦:組み合わせ

@わかさスタジアム京都

27日(土) 

10:00  ア 大阪ガス(大阪) ― 新日鐵広畑(兵庫)

13:00  イ 日本生命(大阪) ― 甲賀健康医療専門学校(滋賀:京滋奈予選2位)


28日(日) 

10:00  ウ アの敗者 ― イの敗者

13:00  エ アの勝者 ― イの勝者 ⇒第80回都市対抗へ


29日(月)

10:00    ウの勝者 ― エの敗者 ⇒第80回都市対抗へ 


※出場4チーム中、2チームが第80回都市対抗本大会(8月21日開幕、@東京ドーム)に出場する 

同志社大・応援団のお話

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●同志社大・応援団のお話

・3回生男性

 毎年応援に来ていて、春は3回目。応援団は、チアリーダー・吹奏楽部・指導部から成り立っている。指導部は学ランを着て応援している。(スタジアムでの応援に)開放感があって、やりがいがある。結構楽しんでやっている。(笑顔で)弁当もおいしい。


・2回生女性

 京都出身で、応援団の吹奏楽部に所属している。2回目。コールを「同志社」と間違えないように、時々間違えそうになる。(笑)「かっとばせ!」と声を出して、楽しい。(活動は)野球に限られているわけではない。色々と新薬さんにバックアップしてもらっている。


・第101代團長さん

 (決勝リーグの応援は)1年目から4回目だ。都市対抗の応援はこの中(約100人)から全部で50人くらいで行く。応援全体を指導するのが仕事。学ランを着て、大声を上げる。終わったら反省もして、常に上を目指している。明日も来る。



http://www.donet.gr.jp/~dpaq/honbu/(同志社大応援団本部)
http://www.donet.gr.jp/~dpaq/sidou/(同志社大応援団指導部)
http://www.donet.gr.jp/~dpaq/suisou/menu.html(同志社大応援団吹奏楽部)
http://www.donet.gr.jp/~dpaq/cheer/(同志社大応援団チアリーダー部)




 試合が終わって帰るときに、球場外の芝生やベンチのところで弁当を食べている学生たちが100人くらいいるのを見た。せっかくの機会なので話を聞いてみた。ミキハウスの谷村選手が言っていたことが気になっていて、その理由が少しはわかった気がした。こういう理由もあるなと。日本新薬が負けると、彼らの東京ドーム行きはなくなる。



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