6年ぶり2度目のセンバツ出場が決まり、選手たちに胴上げされる立命館宇治・卯瀧監督
第82回選抜高校野球大会の選考が行われ、出場32校が決まった。
京都は、立命館宇治が6年ぶり2回目の出場を決めた。昨秋の京都府大会を制した立宇治は、続く近畿大会でも4強に進出。近畿枠は6校で、同大会8強の福知山成美は補欠校となった。
2007年春に就任した立命館宇治・卯瀧監督は、課題に守備強化を挙げて、「全国大会の桧舞台。生徒たちには、グラウンドでやっている野球と同じと思って甲子園では戦おうと言っている」と、特別な練習法や戦術面での変更はないと言い切る。
監督自身は北嵯峨、鳥羽を含め、今回で9度目の甲子園出場となる。「3校目だが、新たな気持ちで生徒たちとともにやっていく」「今は体力トレーニングや内外野の守り中心の基本練習だが、2月中旬から実践練習に取り組んでいく」と話した。
他の近畿勢は次の通り。大阪桐蔭(大阪)、神戸国際大付(兵庫)、神港学園(兵庫)、天理(奈良)、智弁和歌山(和歌山)、向陽(和歌山)<21世紀枠>、他の補欠校は育英(兵庫)。
組み合わせ抽選会は3月13日。選抜大会は同21日に阪神甲子園球場で開幕する。
センバツ出場が決まり、空に帽子を放り投げて大喜びする立命館宇治の選手たち
午後4時前、校長先生よりセンバツ出場決定を知らされる立命館宇治の選手たち